プログラミング

研究室では既存の装置や機器を使用するだけでなく、改良してその機能を強化することにも取り組みます。ハードウェアについてもソフトウェアについても学部カリキュラムではほとんど扱いませんので、比較的修得しやすい制御用のスクリプト言語を活用して研究開発に利用できるようにします。スクリプト言語として修得を推奨するのはPythonとVisual Basicです。特にPythonは、高度で複雑なソフトウェア(Blenderなど)の機能をスクリプトで自動制御する言語として多方面で利用されているだけでなく、kivyなどの開発ライブラリと組み合わせて単独のアプリケーションの開発にも利用されています。通常のプログラミングの歴史に関するレクチャをすっ飛ばして、いきなりオブジェクト指向な開発コンセプトを修得するアプローチを採用し、合わせてOSとアプリとの間の通信という考え方を紹介して、ブラックボックス的な存在である近年のPCの内側を垣間見ながら、ハードウェアを制御するソフトウェアの成り立ちについて発見的に学習します。
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